【ポケットモンスターソードシールド】のコンセプトアートは、「ジェイムス・ターナーさん」、「杉森建さん」、「大森滋さん」らによってアイディアが出されています。
街並みや風景などは、イギリスをイメージしていることもあり、実際にイギリスに足を運んでスケッチしたものまであるようです。
大森滋さんによるデザイン
イギリスの風景
大森滋さんがメディアインタビューの旅行中に訪れたイギリスのイラスト。
曲がりくねった道の風景は特に彼の想像力を掻き立てたようで、ゲーム内のルートの一つとして採用することにしたようです。
またイギリスでは、空中に浮かんだ綿毛の玉を採ると幸せになるという伝説があり、それが新ポケモン「ヒメンカ」のインスピレーションになったようです。
ポケモンセンター
大森茂さんによるガラル地方のポケモンセンターの初期イメージ。
ポケモンセンターは、その地方を象徴する建物であることが意図されています。
ポケモンセンターのデザインは、大森滋さんがイギリスで見たパブを一部参考にしていて、多くの人が集ってくつろいだり、ポケモンバトルを観戦するというコンセプトがあるようです。
杉森健によるデザイン
スマホロトム
杉森健さんによる初期デザイン。
ロトムが携帯電話に入り込んだ際にどういう見た目になるか議論していた時に描いた1枚です。
顔が回転するギミックなどがあり、そのアイデアは最終的なデザインにも残っています。
ダイマックスボール
ダイマックスポケモンを捕まえるモンスターボールがどのくらい大きくなるか話し合っていた時に描いたもの。
この会話の際中に、モンスターボールが中央から拡大していくアイデアが生まれたようです。
ジェイムス・ターナーさんによるデザイン
イギリスの風景
ポケットモンスターソード・シールドの世界観は最終的にどのようにするか決めるために描かれた1枚です。
このデザインを描いた後に外見をマッチさせるために同じデザインの3Dモデルを開発したそうです。
イギリスの風景のイメージや色あいをつかむために描かれたイメージ。
農地のカラーリングなどはゲームの中で再現されたものとかなり似ています。
家の中
主人公の家のイメージで、イギリスの家の生活感を参考にして描かれたようです。
たくさんの小物が置かれているため、3Dで忠実に再現するのが難しかったそうです。
最終バージョンでは部屋の配置調整がされているので、実際にゲームをしながらどのように変化していったのか楽しむのも面白いですね。
スタジアム
ポケモンバトルをテレビ中継を通して観戦している様子をイメージしたもの。実際にテレビ中継を見ているようなデザインにするなど工夫がありますね。